大阪 北新地 すなくら 勇花
【ご先祖様はどちら様】
平成23年10月頃でしたか、本屋さんで新潮社出版・高橋秀実著の「ご先祖様はどちら様」を見つけた。週刊新潮でこの本が小林秀雄賞受賞(第10回)と書いてあるのを覚えていて、小林秀雄ねぇ、若いときに「Xへの手紙」を読んだことがあるが内容は覚えていない。美術評論でセザンヌの事を書いたものを少し読んだ記憶もあり、
なるほどと思うこともあったが、こうもヘニコニと理屈をこねて論ずるものであるのかなぁ?と思った事であった。私の本棚に小林の「考えるヒント」(1〜3巻)があった。いつ読むのでありましょうかねぇ・・・?
で「ご先祖様はどちら様」ぎょえ!1,400円也、高価!、本もあの時に買っておけば良かったのにと云う事があります故、買いました。ネーミングが上手いだけの本かも知れぬと思いつつ・・・
読んだ・・・まぁまぁだったかなぁ・・・って感じた。
![]() 廻船問屋堀河屋八右衛門の末裔と北野高校ラグビー部OB (平成24年春撮影)
司馬遼太郎「菜の花の沖」(文芸春秋社)をお読み下さいませ。
第四巻の160ページにある。主人公(高田屋嘉兵衛)が幕府の命でエトロフに行き、浜で堀河屋八右衛門の船の遺物(碇)を見つけたと云うくだりをお読み下さいませ。歴史を身近に感じられ楽しいです。
文春文庫では第四巻の187ページ最後から3行目〜188ページの2行目までです。 ![]() ![]() |